アクセス権を「組織」単位で設定した場合、その組織に所属する
すべてのユーザーに、設定したアクセス権が付与されます。
ただし、親組織に設定したアクセス権は、子組織に継承されません。
親組織に対して設定したアクセス権を、子組織に所属するユーザーにも
反映させる場合は、以下のどちらかの方法で対応してください。
- 「所属する組織」に親組織を追加する
- アクセス権の設定に子組織を追加する
「掲示板」のアクセス権の設定例を、下記で案内いたします。
参考にしてください。
アクセス権の設定例
○ 組織
さいど株式会社
├開発本部
│ ├開発1部
│ └開発2部
└情報システム部 |
○ ユーザーの所属組織
- 佐藤 昇
所属する組織:さいど株式会社 > 情報システム部
- 坂上 深音
所属する組織:さいど株式会社 > 開発本部
さいど株式会社 > 開発本部 > 開発2部
|
○ カテゴリ
(ルート)
├情報システム部
├経営管理部
├営業本部
└開発本部 |
○ アクセス権の設定
例1)カテゴリ「情報システム部」に対して、次のようにアクセス権を設定する。
セキュリティモデル |
● REVOKE(制限の対象を選択する)
|
対象 |
閲覧 |
書込 |
コメント |
さいど株式会社 |
× |
× |
× |
親組織(さいど株式会社)のアクセス権は継承されないため、
情報システム部、開発本部に所属している「佐藤 昇」「坂上 深音」から
「情報システム部」に対して、閲覧/書き込み/コメントができます。
例2)カテゴリ「情報システム部」に対して、次のようにアクセス権を設定する。
セキュリティモデル |
● REVOKE(制限の対象を選択する)
|
対象 |
閲覧 |
書込 |
コメント |
さいど株式会社 |
× |
× |
× |
開発本部 |
× |
× |
× |
親組織(さいど株式会社)のアクセス権は継承されないため、
情報システム部に所属している「佐藤 昇」から「情報システム部」に対して、
閲覧/書き込み/コメントができます。
開発本部に所属している「坂上 深音」は、制限の対象になるため、
「情報システム部」に対して、閲覧/書き込み/コメントができません。