「メールワイズ 5」の画面上や「メールワイズ 5」をインストールしたサーバーマシン上から、退避または削除できる
データがあります。退避または削除できるデータは次のとおりです。
「メールワイズ 5」の画面上から削除できるデータ
サーバーマシン上から退避または削除できる「メールワイズ 5」のデータ
サーバーマシン上から退避または削除できる「メールワイズ 5」以外のデータ
「メールワイズ 5」の画面上から削除できるデータ
「メールワイズ 5」にログインできる場合は、「メールワイズ 5」の画面上より次のデータを削除できます。
「メールワイズ 5」の画面上からデータを削除した後は、
データベースの最適化を行ってください。
● 不要なメールデータ
個別削除や複数選択して削除ができます。削除されたメールデータは「ごみ箱」に移動します。
「ごみ箱」に移動したメールデータも削除してください。
メールの削除
システム設定画面から「期間」や「フォルダ」を指定して一括削除することもできます。
システム設定画面から一括削除を行うと、「ごみ箱」には移動せず完全に削除されます。
また、「ごみ箱」に格納されているメールデータも一緒に削除されます。
メールデータの一括削除
● 添付ファイル
メール 1 件ごとに添付ファイルを削除できます。複数メールの添付ファイルを一括削除することはできません。
メールの添付ファイルの削除
サーバーマシン上から退避または削除できる「メールワイズ 5」のデータ
「メールワイズ 5」のデータディレクトリ配下に存在する、次のデータを退避または削除できます。
※ データディレクトリの確認方法は次のマニュアルを参照してください。
サーバー環境の確認
● 通信ログファイル
通信ログを取得する設定を行っている場合に生成される、「メールワイズ 5」とメールサーバーとの
通信状況を確認するためのログファイルです。
取得する設定の場合、設定を解除後に以下のログファイルを退避または削除してください。
< 通信ログファイル >
・受信ログ:(データディレクトリ)/mw/log/mail/receive(メールアプリケーションID).log
・送信ログ:(データディレクトリ)/mw/log/mail/send(メールアプリケーションID).log
※ (メールアプリケーションID) は数字です。 例)receive9.log
メールサーバーとの通信ログの設定
● アクセスログファイル
アクセスログを取得する設定を行っている場合に生成される、「メールワイズ 5」の動作の履歴を
確認するためのログファイルです。
取得する設定の場合、設定を解除後に以下のログファイルを退避または削除してください。
< アクセスログファイル >
・メールスペース内のログ :(データディレクトリ)/log(日付).csv
・メールスペース共通のログ:(データディレクトリ)/(メールスペースID)/log(日付).csv
※ (メールスペースID) は数字です。 例)4
アクセスログの管理
●「過去データの退避」で退避したデータ
「過去データの退避」を行っている場合、退避ごとに「back[ID]」の退避ディレクトリが生成されます。
閲覧する必要のない過去データが存在する場合、「back[ID]」を一時的に外部メディア等に移動してください。
※ 別の箇所に移動すると「メールワイズ」上から退避した過去データの閲覧はできないようになります。
再度元の箇所に戻すことで閲覧できます。
< 退避データ >
・(データディレクトリ)/mw/back[ID]
※ back[ID] は数字です。 例)back32
「過去データの退避」で退避したデータを削除できますか?
● バージョンアップ時の自動バックアップデータ
旧バージョンからバージョンアップを行っている場合、バージョンアップ時に自動バックアップデータが
生成されます。以下のデータが存在する場合、退避または削除してください。
< 自動バックアップデータ >
・(データディレクトリ)/mw/backup2
・(データディレクトリ)/odbbackup[バージョンアップ日時]
●「データベースの定期チェック」時の自動バックアップデータ
「データベースの定期チェック」が有効な場合、定期チェック時に自動バックアップデータが
生成されます。以下のデータが存在する場合、退避または削除してください。
< 自動バックアップデータ >
・(データディレクトリ)/mw/data/check
※ 退避または削除しても、次回の「データベースの定期チェック」時に、再生成されます。
「データベースの定期チェック」を停止する場合は、次のマニュアルを参照してください。
データベースの定期チェック
● その他ログファイル
「データベースの定期チェック」や「過去データの退避」、メールのインポート等を行った際にログファイルが
生成されます。以下のディレクトリ配下のログファイルを退避または削除してください。
< その他のログファイルの格納ディレクトリ >
・(データディレクトリ)/mw/log/sched/dynamic ディレクトリ
※ ログファイルを退避または削除後に「データベースの定期チェック」等、ログファイルが生成される操作を
行った場合は、上記ディレクトリ内に再度、新規にログファイルが生成されます。
● その他のディレクトリ
「過去データの退避」等を行った際に作業ディレクトリが生成されます。
以下のディレクトリを退避または削除してください。
< 作業ディレクトリ >
・ (データディレクトリ)/mw/back ディレクトリ
・ (データディレクトリ)/mw/tmp ディレクトリ
サーバーマシン上から退避または削除できる「メールワイズ 5」以外のデータ
「メールワイズ 5」に関連するデータで削除できるデータがない場合、Webサーバーのアクセスログファイルなど、
「メールワイズ 5」以外のデータをサーバーマシン上から退避または削除してください。
Webサーバーのログファイルは、通常、次の場所に保存されています。
< Webサーバーのログファイル >
・%SystemDrive%\inetpub\logs\LogFiles
・%SystemDrive%\inetpub\logs\FailedReqLogFiles
※ %SystemDrive%は、通常Cドライブです。
※ FailedReqLogFilesは作成されていない場合があります。
参考:Webサーバーのログの取得方法を教えてください。
上記のようなデータを削除しても空き容量の確保ができない場合は、空き容量が十分に確保できる
別のサーバーマシンや別のドライブへ移行することを検討してください。別のサーバーマシンや
ドライブへの移行手順は次のページを参照してください。
サーバーやドライブの移行