一部のデータは、ファイルでの入出力によって統合できます。
すべてのデータを統合することはできません。

統合元の「サイボウズ Office」のデータをファイルに書き出し、統合先の「Office」に読み込んでください。


【手順】

1. 統合先の「Office」を決定する


2. 統合先の「Office」に、ユーザーとユーザーの利用サービスを移行する
   詳細は、次のマニュアルを参照してください。
   ファイルを使ってユーザーや組織などを追加または変更する
   ユーザー情報のファイルフォーマット
   ユーザーの利用サービスのファイルフォーマット
   パスワードは移行できないため、再設定が必要です。


3. 移行したユーザーの所属組織を設定する
   操作方法は、次のマニュアルを参照してください。
   ユーザーが所属する組織を変更する
   組織のメンバーを変更する


4. 統合先の「Office」に個人データを移行する
   詳細は、ドメイン間での個人データの移行を参照してください。


5. 統合先の「Office」にアプリケーションのデータを移行する
   次のアプリケーションデータを移行できます。それ以外のアプリケーションデータは移行できません。
    
   • メール
     各ユーザーの受信メールデータをMboxファイルで移行します。
     詳細は、Mbox形式でのメールデータの管理を参照してください。
   
   
   • 掲示板
     システム管理者がCSVファイルで移行します。
     詳細は、CSVファイルで掲示データを管理する方法を参照してください。
   
   
   • ファイル管理
     システム管理者またはユーザーがファイルをいったんローカルにダウンロードしたあと、統合先にアップロードします。
     詳細は、次のマニュアルを参照してください。
     まとめてダウンロードする
     複数のファイルを一括で追加する
   
   
   • アドレス帳
     公開データはブックの運用管理者、非公開の人名データは各ユーザーがCSVファイルで移行します。
     詳細は、次のマニュアルを参照してください。
     CSVファイルでアドレスデータを管理する
     CSVファイルでの非公開の人名データの管理
   
   
   • リンク集
     システム管理者がCSVファイルで移行します。
     詳細は、CSVファイルでの共有リンクデータの管理を参照してください。
   
   
   • ワークフロー
     運用管理者が申請フォームデータをCSVファイルで移行します。
     申請データは移行できません。
     詳細は、CSVファイルでの申請フォームデータの管理を参照してください。
   
   
   • 報告書
     運用管理者がCSVファイルで移行します。
     詳細は、CSVファイルで報告書データを管理する方法を参照してください。
   
   
   • プロジェクト
     運用管理者がCSVファイルで書き出し、システム管理者またはユーザーが移行します。
     詳細は、CSVファイルでのプロジェクトデータの管理を参照してください。
   
   
   • カスタムアプリ
     運用管理者がDBMファイルで移行します。
     詳細は、次のマニュアルを参照してください。
     DBMファイルへのアプリデータの書き出し
     DBMファイルからのアプリの作成
     異なる環境への移行となるため、無効になる設定があります。統合先で再設定してください。
     詳細は、DBMファイルから読み込めるデータの「拡張子が「.dbmz」（異なる環境から出力しているファイル）の場合」を参照してください。


6. 統合元の「Office」を解約する
   詳細は、次のFAQを参照してください。
   解約したいです。解約手続きを教えてください。