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省略URL:https://faq.cybozu.info/alphascope/cybozu/web/office10/Detail.aspx?id=861
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連携認証を利用できません。
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【現象】
サイボウズ Office 10にログインしても、連携先製品にログインした状態になりません。
【要因】
連携認証を利用できない要因は、次のとおりです。
- サイボウズ Office 10と認証先製品でユーザーのログイン名が一致していない
- FQDN(完全修飾ドメイン名)を含むURLでアクセスしていない
- 認証先製品が連携認証に対応していない
- サイボウズ Office 10と認証先製品で「認証パスワード」が一致していない
補足
- FQDN(完全修飾ドメイン)とは
ドメイン名、サブドメイン名、ホスト名などを省略しないで、完全な形式でドメイン名を記述することです。連携認証は、WebブラウザーのCookieに認証情報を書き込みます。このため、製品をインストールしているサーバーと連携先の製品をインストールしているサーバーが、FQDNで名前解決できる環境である必要があります。サーバーの環境については、ネットワーク管理者、またはネットワーク構築業者にご相談ください。
- DNSネームサーバー、またはドメインネームサーバーとは
インターネット上でのコンピュータの名前にあたるドメイン名と、住所にあたるIPアドレスを紐づけるサーバーです。
個々のDNSサーバーは自分が管理するネットワークに接続されたコンピュータのドメイン名とIPアドレスの対応表を持っており、ドメイン名を元にドメインのIPアドレスを返答します。
【対処】
次の事項を実施して、解決するかどうかご確認ください。
- サイボウズ Office 10と認証先製品のユーザーに同じログイン名を設定します。
ログイン名は、英数字で設定することを推奨します。ログイン名を漢字で設定すると、認証先製品と文字コードが異なることが要因で連携認証を利用できない場合があります。
サイボウズ Office 10の設定方法は、ログイン名やパスワードを変更する場合を参照してください。
CSVファイルを使って、ユーザー情報を一括で変更することもできます。
詳細は、CSVファイルでユーザーデータを管理する方法を参照してください。
- FQDNを含むURLでアクセスします。
サイボウズ Office 10をインストールしているサーバーと認証先製品をインストールしているサーバーが、FQDNで名前解決できる、または認証先製品と同じサーバーにサイボウズ Office 10をインストールしている必要があります。
- 認証先製品が連携認証に対応しているかどうかを確認します。
認証先製品が、サイボウズ共通認証またはオープン統合認証ver.2のどちらかに対応している必要があります。認証先製品がオープン統合認証ver.2に対応している場合は、サイボウズ Office 10でもオープン統合認証ver.2を使用することを推奨します。オープン統合認証ver.2は、サイボウズ共通認証よりもセキュリティが強化されています。
- サイボウズ Office 10と認証先製品で設定している「認証パスワード」が一致しているか確認します。
サイボウズ Office 10に設定している「認証パスワード」を変更する方法は、サイボウズ Office 10の設定を参照してください。
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