「サイボウズ Office 10」をインストールしているサーバーでコマンドを実行し、データベースが破損しているかどうかを確認できます。
※ 破損チェックコマンドにより、破損したデータベースを復旧することはできません。

次の手順で破損チェックを実施し、データベースが破損している場合は対処してください。

  手順

1. 「サイボウズ Office 10」をインストールしているサーバーにアクセスする
   　
2.  サーバーのAdministrator権限を持つユーザーでログインする
    
3.  お使いの「サイボウズ Office 10」で次の情報を確認する
   「実行環境の診断」画面の「Dir」欄と「UserDir」欄で確認できます。
   「実行環境の診断」画面の見かたは、サーバー環境の確認を参照してください。
   　 例：
   • インストールディレクトリ：C:\inetpub\scripts\cbag
   • データディレクトリ：C:\cybozu\office\cbag
     　
4. 「サイボウズ Office 10」にメンテナンス時間を設定する
    ユーザーのアクセスを一時的に中止します。
    設定方法は、メンテナンス時間の設定を参照してください。
   　
5.  コマンドプロンプトを起動する
   　
6. 「サイボウズ Office 10」インストールディレクトリに移動する
    サイボウズ Office 10をCドライブ以外にインストールしている場合は、「/d」が必要です。
   • 例：インストールディレクトリが「C:\inetpub\scripts\cbag」の場合

     cd C:\Inetpub\scripts\cbag

   • 例：インストールディレクトリが「D:\inetpub\scripts\cbag」の場合

     cd /d D:\Inetpub\scripts\cbag

     　
7.  破損チェックコマンドを実行する

   • ag.exe -x database -exec check

     　
8.  操作ログで、破損しているデータベースを確認する
    ログは次の場所に保存されています。
   • （インストールディレクトリ）/database.log
      
    database.logに「INVALID」または「BAD record」と表示されている場合、データベースが破損しています。
    次の情報を参考に、破損しているデータベースの種類を確認してください。
   • データベース名.odbx：アプリケーションのデータベース
   • 数字.odbx：個人データベース
   • アプリID.dbmx：「カスタムアプリ」のデータベース
      
9.  メンテナンス時間を解除する
   「サイボウズ Office 10」をインストールしているサーバーから、次のファイルを削除します。
   • （データディレクトリ）/cb5/data/maint

　　　  詳細は、メンテナンス時間の解除を参照してください。
 
  対処

破損しているデータベースによって復旧方法が異なります。詳細は、次のFAQを参照してください。

• アプリケーションのデータベース（データベース名.odbx）が破損している場合は、次のFAQの方法で対処してください。​​​​
  アプリケーションのデータベース（データベース名.odbx）が破損している場合の対処方法を教えてください。
   
• 個人データベース（数字.odbx）が破損している場合は、次のFAQの方法で対処してください。​​​​
  個人データベース（数字.odbx）が破損している場合の対処方法を教えてください。 
  　
• 「カスタムアプリ」のデータベース（アプリID.dbmx）が破損している場合は、次のFAQの方法で対処してください。​​​​
  「カスタムアプリ」のデータベース（アプリID.dbmx）が破損している場合の対処方法を教えてください。